勝っている時に有効活用できる!パーレー法についてシミュレーションをもとに徹底解説
パーレー法はオンラインカジノでおなじみのマーチンゲール法の逆作用の性質を持ち、別名「逆マーチンゲール法」と呼ばれるベッティングシステムです。負けを前提としたマーチンゲール法は損失回収にとても役立つ手法ですが、パーレー法は勝っている時に有効活用するべき手法です。仮に連勝が続くと短時間で大幅な利益が見込めるため大変人気ですが、逆にその跳ね返りも大きく大損失にもなりかねないハイリスク・ハイターンの攻略法です。パーレー法の特徴やリスク回避の方法、どんな使い方ができるのかシュミレーションを通して解説していきます。
パーレー法の特徴3つ
パーレー法を使う前の準備
パーレー法を使って安定した稼ぎを望む場合はゲームの引き際を見極める必要があります。手持ち資金もじわじわ減っていくので、常に勝ち逃げの姿勢で挑みましょう。また、リスク回避には上手に正反対の攻略法であるマーチンゲール法と組み合わせると効果的です。「パーレー法で攻めていき、守りはマーチンゲール法で!」といった稼ぎ方ができます。このやり方は後ほど紹介していきます。
パーレー法が向いているゲームの種類
パーレー法は50%&2倍配当のオンカジゲームに使うことができます。ここで更に注目しておきたいのは「独立事象」又は「従属事象」のどちらに該当するゲームなのかということです。パーレー法が使える代表的なゲームは以下になります。パーレー法が向いているゲームの種類
- ルーレット=独立事象ゲーム。前回のゲーム結果が次のゲームに影響しない。
- ブラックジャックorバカラ=従属事象ゲーム。カードゲームは基本的にゲーム毎に使用したカードが除かれていくので確率が変化していく。
つまりパーレー法は確率を重要視するべき攻略法なのでルーレットが特におススメです。
ルーレット

ルーレットには大きく分けてヨーロピアンルーレット・アメリカンルーレット・フレンチルーレットの3種類があります。より勝率を挙げるためには0が2つあるアメリカンよりも、0が1つしかないヨーロピアンかフレンチを選んでください。賭ける時には赤or黒、奇数or偶数、ハイorローを選びます。
- アメリカンルーレットのハウスエッジ=5.26%
- ヨーロピアンルーレットとフレンチルーレットのハウスエッジ=2.7%
ブラックジャック

ブラックジャックはディーラー又はプレイヤーのどちらが勝つのかに賭けて楽しむゲームです。ハウスエッジは3種類のゲームの中で最も低く還元率も良いです。
- ハウスエッジ=0.5%
バカラ

バカラはバンカーもしくはプレイヤーのどちらかに賭けて勝負します。この中でも唯一RTPが高く平均98.76%ですが時折100%を超えることもある人気のテーブルゲームです。
- バンカーに賭けた場合のハウスエッジ=1.06%
- プレイヤーに賭けた場合のハウスエッジ=1.24%
当サイトにはゲームの種類に関する詳細記事があるので、どんなゲームが自分の好みに合うのかチェックしてみましょう!
パーレー法の使い方
パーレー法の使い方はとても単純です。勝つ度に賭け金を2倍にするだけでOKなので難しい知識や面倒な計算などは要りません。先ずはスタートベットをどのくらいにするか決めます。大きすぎるとテーブルリミットに達してしまったり、負けた場合のリスクが大きくなるのでそれらを考慮して決めます。ここでのスタートベット額は1ドルとします。
1ゲーム目
勝ち:スタートベット額の2倍(ここでは2ドル)を賭ける
負け:スタートベット額(ここでは1ドル)に戻る
2ゲーム目
勝ち:2ドルx2倍=4ドルを賭ける
負け:スタートベット額1ドルに戻る
3ゲーム目
勝ち:4ドルx2倍=8ドルを賭ける
負け:スタートベット額1ドルに戻る
というように上記を繰り返していくと以下の表のように5連勝するだけで31ドルまで増やすことができます。賭け金が増えるということはその見返りも大きくなることを示しています。
ゲーム回数 | 賭け金 | 勝敗 | 損益 |
---|---|---|---|
1 | $1 | 〇 | プラス1ドル |
2 | $2 | 〇 | プラス3ドル |
3 | $4 | 〇 | プラス7ドル |
4 | $8 | 〇 | プラス15ドル |
5 | $16 | 〇 | プラス31ドル |
シュミレーションによるパーレー法の検証
ではここで一旦シュミレーションを行います。どんなギャンブルでもずっと連勝できるわけではありません。当然負ける時がやってきます。パーレー法は連勝時に有効な攻略法であり、負けたとたんに全ての利益が吹き飛ぶということを念頭に置いて以下のシュミレーション結果をご覧ください。
ゲーム回数 | ゲーム回数 | 勝敗 | 損益 |
---|---|---|---|
1 | $1 | 〇 | プラス1ドル |
2 | $2 | 〇 | プラス3ドル |
3 | $4 | x | マイナス1ドル |
4 | $1 | 〇 | 0ドル |
5 | $2 | 〇 | プラス2ドル |
6 | $4 | 〇 | プラス6ドル |
7 | $8 | 〇 | プラス14ドル |
8 | $16 | 〇 | プラス30ドル |
9 | $32 | 〇 | プラス62ドル |
10 | $64 | x | マイナス2ドル |
10回試行して8勝2敗と勝率の高い結果に終わったにも関わらず、ラストの負けが大きく響き利益が相殺されてしまい、結局マイナス収支になってしまいました。従ってパーレー法は負けた時が最大の弱点だということが理解できます。ただし賭け金が64ドルまで膨れ上がっているにもかかわらず損失がわずか2ドルで済んでいる部分を見るとローリスクにも思えます。つまりパーレー法は「ハイリスクである一方、実際の減る資金ははじめのベット額によって左右される」のでこの場合は1ドル程度の損失で済んでいます。
連勝の確率
これまでの解説の中でパーレー法の肝になる点は連勝率の高さによるものだと理解できたと思います。パーレー法は2倍配当&50%の勝率に効果的な攻略法です。連勝の確率も同時に把握しておくことも大切です。
ゲーム回数 | 連勝率 |
---|---|
1 | 50% |
2 | 25% |
3 | 12.5% |
4 | 6.3% |
5 | 3.1% |
6 | 1.56% |
7 | 0.78% |
8 | 0.39% |
9 | 0.2% |
10 | 0.1% |
パーレー法の良い面と悪い面
運が向いている時には最強の攻略法ですが、その分デメリットもかなり高いので使い方には十分気をつける必要があります。パーレー法の良い面と悪い面をきっちりと把握しておきましょう。
パーレー法の良い面
- 低資金でも大勝利が見込める
- 短時間で大きく勝つことができる
- 初心者でもすぐに使える
低資金でも大勝利が見込める
パーレー法は勝った時に賭け金を倍賭けしていくので手持ち資金が低くても連勝することで資金増が見込めます。
短時間で大きく勝つことができる
連勝していくとかなりのスピードで手持ち資金を大幅に増やしていくことができます。調子が良い時にパーレー法を投じると最大限の効力が見込めます。
初心者でもすぐに使える
他の攻略法とは違い、パーレー法は特別な知識やスキルが不要なのですぐに使いこなすことができます。単純に「勝ったら賭け金2倍、負けたら最初の賭け金に戻す」だけなのでメモを取ったり練習を積み重ねる必要はありません。
パーレー法の悪い面
- 1度でも負けると利益が0になる
- テーブルリミットがある
- 引き際の判断が難しい
1度でも負けると利益が0になる
好調な時には倍掛けで資金が大幅に膨れ上がり気分も絶好調ですが、たった1度の負けでこれまで積み重ねてきた利益が全てパーになってしまうのでメンタル的にダメージが大きくなります。
テーブルリミットがある
オンラインカジノのゲームは1度のゲームに賭けられる金額が限られています。平均的に最低ベット額が1ドルあたりからで、最高ベット額は2,000ドル程度が多いのでテーブルリミットに注意が必要です。またカジノボーナスを持っている場合はもっとベット額の幅が狭まるので必ずボーナス利用規約を確認して下さい。
引き際の判断が難しい
ギャンブルなので連勝が運よく続くわけではありません。リスク回避のためにも予め「5連勝したらやめる」など自分でルールを決めておく方が良いでしょう。
パーレー法の欠点を補う方法
パーレー法の最大弱点を補う方法として代表的なのが「パーレー法xマーチンゲール法」です。攻めながら損失も回収していくというお互いの欠点をカバーできる組み合わせです。上記でも少し触れたように、この方法は最初にパーレー法を使って負けが生じたらマーチンゲール法に切り替えていきます。また連勝後に賭け金をリセットしながら行うとより効果的になります。
ゲーム回数 | 攻略法 | 賭け金 | 勝敗 | 損益 |
---|---|---|---|---|
1 | パーレー法 | $1 | 〇 | プラス$1 |
2 | パーレー法 | $2 | 〇 | プラス$3 |
3 | リセット | $4 | 〇 | プラス$7 |
4 | マーチンゲール法 | $1 | x | プラス$6 |
5 | パーレー法 | $2 | 〇 | プラス$8 |
6 | パーレー法 | $1 | 〇 | プラス$9 |
7 | マーチンゲール法 | $2 | x | プラス$7 |
8 | マーチンゲール法 | $1 | x | プラス$6 |
9 | マーチンゲール法 | $2 | x | プラス$8 |
10 | パーレー法 | $1 | 〇 | プラス$9 |
11 | パーレー法 | $2 | 〇 | プラス$11 |
12 | リセット | $4 | 〇 | プラス$15 |
13 | マーチンゲール法 | $1 | x | プラス$14 |
14 | パーレー法 | $2 | 〇 | プラス$16 |
14回中9勝5敗という結果でしたが、連勝後に一旦賭け金をリセットしたおかげで全体的な収支はプラスで終えることができました。7ゲーム目から負けが連続していますがマーチンゲール法に切り替えたことにより損失を最低限に抑えることができています。
パーレー法xマーチンゲール法の注意点
このようにうまい具合に使いこなしていけば収益は見込めますが、このやり方はいかにマーチンゲール法が成功するかがカギになってきます。マーチンゲール法が上手くいかないとパーレー法と組み合わせても損失が大きくなる可能性があります。絶大な効果を得るには損切りやリセットのタイミングなども重要になってきます。
パーレー法のまとめ
パーレー法は短時間で大きく稼ぐことができ、連勝時のみに有効的な攻略法です。調子がいい時に歯止めをかけることが最大のポイントとなるので、連勝できる確率と照らし合わせながらやめるべき時に止めます。負けた時に全利益を失うという最大の欠点である部分をマーチンゲール法と併用することで防ぐこともできるので自分の勝敗結果や資金、これまでの勝率を考慮しながら上手く使いこなしていきましょう。
Casino.orgでは、オンラインカジノで使える様々な攻略法を紹介しています。自分の好みのゲームに合わせて有効的な攻略法に挑戦してみましょう!
パーレー法に関するよくある質問
パーレー法はどんなタイミングで使うべき?
パーレー法は勝つ度に賭け金を2倍にしながら進めていくので連勝時に使うことをお勧めします。
パーレー法を上手く使いこなすには?
パーレー法はかなり攻撃派の攻略法なので、負けた時に全てを失うという弱点を補うマーチンゲール法と上手く掛け合わせて使ってみてください。更に連勝時に賭け金を一度リセットしながら行えば更にリスク回避に繋がります。
パーレー法はボーナスを持っている時に使っても大丈夫?
オンラインカジノが提要するボーナスにはベットリミットが設定されており、テーブルリミットよりかなり低い金額なのでボーナスを貰った場合は使うのを避けましょう。